2010年8月15日日曜日

魚ノート ヒラマサ



ヒラマサの魅力



関東近辺でのヒラマサ釣りは八丈島、鹿島の堤防でのカゴ釣りが有名。沖横根などでも狙える。

ここでは伊豆地磯でのヒラマサ釣りを紹介します。

地磯からの遠投で狙うヒラマサはエキサイティング。昔大島が噴火したころにヒラマサフィーバーがあったらしい。そこらの堤防でも6k級が沢山上がったという。その頃、磯での場所とりで殺人事件があったらしい。なんとも悲しいことだ。

美味しい 獲るのが難しい 引きのスピードが最高 といろいろ魅力はあるが、伊豆地磯でヒラマサを釣ると、ちょっとしたステイタスが得られる。ヒラマサは釣り人を熱くさせる。



2006年 伊豆地磯 4k 77cm これはまだまだ大きくないがとっても嬉しい一匹。





ヒラマサの性格

良くわからないが、時期によってしばらく同じところを回遊するようだ。その期間は短いが1日1回現れる。毎日ではないようだ。





ヒラマサ釣り

もともとイナダを釣りたくて始めたカゴ釣りだが、ヒラマサにはあこがれていた。磯に通うようになり小さい1k台のヒラマサは釣れたが、なかなか4kを超えるのが釣れなかった。がまかつカゴスペシャルⅡの5号でやっていたが、ばらしてばかり。めったにかからないのに、かかっても切られてしまう。ハリス12号でも切られてしまう。沖に走っても手前の根で切られてしまう。釣るには運もかなりあると思う。結局ダイワグレーダー4-63で釣ることが出来た。その時はあまり遠投せず手前で釣っていたので良かったのかもしれない。

まず、ウキが入る。次の瞬間リールから「ジイイーーーーー」と道糸が出て行く。メジナがかかってもジイイーというがヒラマサの場合、音とそのリール鳴りが全然違う。明らかに「きた!」という感じ。その後音が弱まってきたらファイトの開始。人生でここまでエキサイティングなことはこれ以外にあまりない。リールが巻けない、疲れる、興奮。最高だ。水中に浮かびあがる魚体は美しすぎる。



毎週、ヒラマサを狙って磯に通い、ようやく手にした一匹は本当に嬉しかった。忘れられない宝物である。



仕掛けは道糸8号~10号 ハリス8号~12号
餌はオキアミ
カゴは市販のヤマシタシャトル
天秤 ウキは自作





〆かた

釣ったらすぐに写真を撮り、近くの釣り人と談笑。エラを切り、血抜きをしたらタオルをかぶせてすぐ帰る。




ヒラマサ  ウィキペディアより

ヒラマサ(平政)、学名 Seriola lalandi は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。アジ科魚類の最大種で、全世界の亜熱帯・温帯海域に分布する。食用にもなる。日本での地方名はマサ(東京)、ヒラス(大阪・高知・九州)、ヒラサ(瀬戸内海の一部)、ヒラソ(山陰)、テンコツ、ヒラソウジ(九州)等がある。 


ヒラマサの生態  ウィキペディアより

全世界の亜熱帯・温帯海域に広く分布するが、赤道付近の熱帯海域では見られない。日本近海では北海道南部以南で見られる。沿岸や沖合いの浅い海に生息するが、水深825mからの記録もある。ブリより高温を好み、水温18-24℃の海域に多いが、これより低い水温で見られることもある。

単独か小さな群れで行動する。また回遊魚でもあり、日本の北海道南部や東北地方では夏に北上したものが出現する。遊泳速度は速く、時速50km以上で泳ぐことができる。食性は肉食で、遊泳する小魚・甲殻類・頭足類を追いかけて捕食する。

日本近海での産卵期は4-8月で、ブリより遅い。卵は球形の分離浮遊卵である。全長数cm程の稚魚は体側に6-10本の横縞があり、成魚とは模様が異なる。ブリの稚魚も同様の模様があるが、ヒラマサの稚魚はブリの稚魚とちがって流れ藻に付かず、沖合いで生活する。成長はブリより早い。寿命は最高で12年という記録がある。